2011年12月09日

真珠湾から70年



 昨日、12月8日は、旧日本海軍が真珠湾を奇襲し太平洋戦争へ突入した日でした。

この写真は、太平洋戦争終結の調印式が行われた、戦艦ミズリー(全長約270m)です。

この艦は、太平洋戦争末期から湾岸戦争まで活躍したアメリカ海軍の主要艦です。

現在、退役して真珠湾に展示してあります。「パトリオットミサイル」が5機搭載してありました。

日系アメリカ人のガイドが色々くわしく話をしてくれました。

この艦は、日本の神風を迎撃するためにコンピーター制御で一番効率のよい間合いで散弾銃の様な砲弾を撃っていたそうです。

その中をかいくぐって一機の神風が突入、体当たり直前にに迎撃され、艦をかすめたそうです。

その時、機体の1部とパイロットの死体が艦上に投げ出されました。

そしてその死体は、敵と言えども日米問わず、お国の為に散った英雄であるという艦長の命で、死体安置室に安置され、二人の米兵が見はりとして一晩付く事になりました。

そしてこの二人は、こいつもまだ若いのにこのままでは可哀そうだと言って、この日本人パイロットの為に何かしてあげようと一晩かけて大きな「日の丸」を作り掛けてあげました。

そして翌朝、5時にアメリカ海軍の手で丁重に海軍葬がとりおこなわれたそうです。そしてその1時間後、次の神風特攻隊の来襲があったそうです。

現在も、この日本人パイロットの遺影と名前が展示されています。

私にとっては「心に響く、いい話」でした。

さて、話は戻りますが、真珠湾攻撃もアメリカにとっては、今回の東日本大震災の様な突然に襲った大惨事だったのでしょう?

そこから立ち直った「アメリカ」また敗戦から立ち直った「日本」!

東日本の方々も必ず立ち直れると信じています。「がんばれ!東日本」  


Posted by Dr.焼宇宙  at 10:32Comments(3)なんでんかんでん