2012年09月05日

腰痛に負けるな!

 昨日、最後の患者さんは腰痛に不安を抱えた方でした。
これまでの「腰痛の常識のウソ」について詳しく説明してあげると安心して帰って行かれました。
腰痛といえば、すぐにレントゲンを撮る日本の医療体制はいかがなものか?と思います。
レントゲンなどの画像診断は、危険信号がない限り、腰痛の犯人を探すのには役に立ちません。
レントゲンにより、椎間板の異常や椎骨の変性などを指摘された患者さんは、腰痛の恐怖におののいています。
レントゲン写真は無駄に放射能を浴びるだけでなく、腰痛患者の不安をあおり、腰痛を慢性化させたり、痛みを増幅させり、
治りを遅くする効果しかありません。
レントゲン撮影で危険信号がなかったら、思い切って体を動かしましょう。

危険信号とは:骨折、癌、ウイルス感染、脊椎、脊髄の重大な病変、馬尾症候など  


Posted by Dr.焼宇宙  at 08:56Comments(2)腰痛