2017年08月01日

【腰痛?】患者の利益を考える

本日の患者様40代女性【新患】
一昨日オンラインウェブ予約で当初8月12日を希望でしたが、昨夜また8月3日に診ていただきたいとメールが入っていました。ので予約を受け付けたのですが、今朝また電話がありとにかく激しく鈍い痛みで少しでも早く診ていただきたいとのことで午前中の予約を承りました。
3歳のお子様を連れて、八代からの来院でした。「遠いところ天草まで来ていただき感謝でした。」
【症状】 腰の鈍痛、右大腿外側の激しく鈍い痛み、大体内側の痺れ、腹部にもヒリヒリした痛みがある。四日前から徐々に悪化、昨日整形受診、X-ray(レントゲン)撮影、1か所椎間板が少し狭いと言われたが、原因ははっきりしない?湿布と鎮痛剤を処方されたが効果がない。とX-rayのDCを持参してこられた。

【当院の検査】 神経学テスト異常なし、筋肉も痛い所はない。とその時、膝上内側に発疹発見!
そこで本人に「これ、ヘルペスと思われます。近くの皮膚科を紹介します。ヘルペスでなければもう一度うちに来て治療しましょう。」と言うことに
【皮膚科での検査結果】「ヘルペスでした。ありがとうございました。ここまで来てヘルペスだったとは!」と言っておられましたが私「原因が解ってよかったですね!これで安心ですよ」笑顔で八代に帰って行かれました。

【私の言いたいこと】写真ばっかり見ていても症状は解りません。X-ray撮る前に整形外科学テストや神経学テスト、理学検査等をすれば無駄なレントゲンによる放射能を浴びなくて済むのに!なんでんかんでんすぐにレントゲン?X-Ray,MRI,CT、といった画像診断で説明のつく腰痛は3、5%と言われています。96,5%説明のつかないのにすぐにX-Rayこんなことやっているのは日本だけみたいです。
ここで利益を得たのはだれでしょう。
【患者様】レントゲンによる無駄な放射能を浴びた上医療費も高く支払うことに
【病院】レントゲンや色んな検査をすると儲かる。
【社会】国民の税金で医療費を賄っているので無駄な医療費を使ってもらうと税金が足りなくなる。

ホントは、患者様も治療を受けて良かったと感謝、治療者もいい治療が出来て患者様に喜んでいただき満足、社会も安い医療費で無駄な医療費を出さなくて良かった! これでしょ!
  


Posted by Dr.焼宇宙  at 16:57Comments(0)腰痛整体カイロ健康生活